上乗せ介護費用とは?

お身体のご状態や認知症の有無や進行度により、介護認定を受けることができます。受けた認定度合いにより介護保険負担額の上限が決められているのですが、その上限までのサービスを使いきるまでは、介護サービスは1割負担で済みます。医療保険であれば治療を受けたら3割(もしくは1割)負担になっているように、利用したサービスに対し1割の負担で済むのが、介護保険の利用の仕方です。
よく質問を受ける中には、介護サービスを受けることや施設入居をした際に、補助金が出るといった認識をしている方もいますが、正確な認識としては、介護サービスを受けたことに対して利用者が1割の負担をし、9割が自治体や国が補助を出すことです。

お身体のご状態によっては、介護認定で決められた上限金額では介護サービスが足りず、上限以上に介護サービスを依頼される方もいます。その場合には自費(10割負担)サービスとなるため、介護に関わる費用が高額になってしまうケースもあります。
この自費サービスの部分が上乗せ介護費用と呼ばれており、各老人ホームでは金額を設定しています。例えば介護付有料老人ホームでは、上乗せ介護費用は取らず(無料)サービスとして行っている場合もあり、一方住宅型有料老人ホーム高齢者専用賃貸住宅(2012年4月以降はサービス付き高齢者向け住宅等へ登録)では、上乗せ介護費用に上限を設けている所や、上限なくサービス分全てを請求する所もあります。

一般的な話になるため例外も当然ありますが、介護付以外は上乗せ介護費用を取っている所が多いのが現状ですが、問題点もあります。
例を挙げると、上乗せ介護費用を上限なしと決めている住宅型有料老人ホームに入居された方が、頻繁なおむつ交換や、散歩の希望、通院の希望があったとします。施設側はご本人が希望されることを叶えようとしますので、介護保険の上限以上にサービスを提供し、ご家族に対しては行った後の金額が請求書や報告として届くことになります。
介護保険上限内で生活していれば20万円で済む生活費・介護費が、請求額では40万円にもなっている、といったことがあり、このままではその施設ではお金が続かないので、老人ホームを転居したいといった相談も少なからず受けます。

このようなトラブルを防ぐためには、入居時に必ず上乗せ介護費用の有無とその内容を確認いただくことが大事です。また、介護保険負担額の上限を超える際には、家族に知らせてもらうようにお願いをしておくこともお勧め致します。

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