ピック病でも入居可能な老人ホームをご紹介します
ご病状やご状態により受け入れが難しい場合がございますので、ご了承ください。
掲載している有料老人ホームが必ず受け入れができることを保証している訳ではありません。
ピック病について ピック病とは?
ピック病は、働き盛りの40歳~60歳に多く、脳の前頭葉から側頭葉にかけての部位が委縮する認知症です。アルツハイマー病が頭の後方から委縮が始まるので後方型認知症と呼ばれるのに対して、ピック病は前方(側頭)型認知症と呼ばれることもあります。
症状
早期に見られる症状のひとつとしては、運動能力の失効や運動障害がみられ、進行に伴い人格変化、情緒障害なども見られるのが最大の特徴といえます。
ピック病の症状の例
- 自制力の低下
粗暴行為・短絡的な判断・相手の話しは聞かずに一方的にしゃべる・非協力的・不真面目・相手を馬鹿にするような態度をとるなど。 - 感情鈍磨
外界に対して無関心で、色々な刺激を受けても感情を表すことができない状態など。 - 異常行動
浪費(派手になり、やたらに買い物をしてしまう)・過食・異食・収集・徘徊などまた社会的逸脱行為がみられ、他人の家に無断で入り込んだり盗癖がみられることもあります。
ピック病は記憶力の低下や、人や場所あるいは時期や時刻などの見当識の低下、計算力の低下などは先行されにくいので認知症と判断されにくく、性格変化と受け止められることが多いので発見が遅れがちであります。
また感情の平板化(喜怒哀楽などの感情変化が少なくなること)などを示すために統合失調症と間違われることがあるが幻視や幻聴などはみられないので識別は比較的に容易であります。
このピック病を患われている方の老人ホームへの入居ですが、受け入れを二つ返事でしてもらえる所は多くありません。限られた介護施設のみが受け入れを行えると言っても過言ではありません。その理由としては集団生活である老人ホームでは、その和を乱す行為や目を離せない入居者を敬遠する傾向にあるからです。何故、そういう方でもしっかりと対応しないのか?と怒り・疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、限られた職員体制で運営をしている以上、一人の入居者につきっきりで看る事が出来ないためです。
受け入れる老人ホームとそうでない所の違いは何かと言いますと、ピック病の方の受け入れを行った事がなく腫れ物のように考えてしまう所もあれば、受けた事があり職員の力量が足りないと判断されている所もあります。
受け入れを行う老人ホームでは、対応の仕方にある程度慣れていたり、どのような方でも受け入れようという気概がある所になります(結果、難しいと判断される場合もあります)。
医療法人が運営しているから大丈夫だろうといった事もなく、むしろ医療法人の老人ホームの方が病状を把握しているだけに受け入れを断る所の多いのが現状です。
受け入れ可能な老人ホームは限られていますが、もうすぐ退院が迫っている方やお悩みの方は、お気軽に当センターまでお問い合わせ下さい。ご入居が可能な施設をご紹介させていただきます。
ピックアップ施設
ご病気でも入居可能な有料老人ホームをご紹介します
老人ホームは、基本的に介護が必要な方がご入居するものですが、お身体のご症状(ご病気)によっては入居できる施設と、そうでない施設がございます。
特に、重度のご病気をお持ちの方にとっては、専門的な医療を受けなければならない場合があり、それに対応できない施設に入居されてもスタッフがうまく対応できないなどの問題も起きてきます。
その場合、例えば認知症なら、一般的な施設よりも、認知症を専門にしている施設に入居された方がスムーズに対応でき、安心感もあると思います。
しかし、一般の方にとりましては、どこの老人ホームが認知症に対応しているのか、認知症を専門に対応しているのか、お探しするのに困難が伴うと思われます。
そこで当センターでは、介護経験のある専門の相談員が、無料で希望の介護施設をご紹介しています。
まずは相談員がお客様のお身体のご状態をお伺いさせていただき、全国約4000件の中から、ご病気の方でも入居可能な老人ホームをピックアップし、ご紹介します。
ご病気でお困りの方は、ぜひ一度当センターまでご相談ください。